包茎リングを使用した治療法

2024年7月30日

包茎リングを使用した治療法

簡易的な方法で改善できる可能性

包皮が完全に亀頭を覆ったままの重度の包茎の場合は、基本的には包茎施術しか改善の方法がありません。
しかし、軽度な仮性包茎であればセルフケアで改善することが可能です。
その中のひとつである包茎リングは、気軽に装着するだけで改善できる可能性がある良い方法です。
自身で購入して治療する方法があるほか、専門のクリニックに相談した際に、包茎手術まで至らない状態だった時に包茎リングの治療がおすすめされることがあります。
包茎リングはウレタンやシリコンなどで作られており、一定の強度と柔らかさを持っています。
仮性包茎の包皮を剥いた状態で包茎リングを装着し、その状態になるよう癖を付けるのが目的の治療法です。
原則として生活をしている間は装着し続け、その時間が長くなるほど仮性包茎が改善されるのが早くなります。
もしもこれが上手く行けば、包茎手術をしなくても改善できる可能性があり、仮性包茎に悩む方に新たな選択肢を与えています。

じっくりと取り組むべき治療法

せっかく包茎リングを使用しても、正しい方法で装着しなければ意味がありません。
ありがちなのが亀頭が露出した状態に癖を付けたいあまりに強く締め付けが行える包茎リングを使用した結果、むしろ包皮が伸びてしまう方向に癖が付いてしまうケースです。
デリケートな部位であることからあくまでも優しく取り扱い、時間をかけてじっくりと治療に取り組むことが大切です。
短期の結果は求めず、中長期的に包茎リングを使用し続けることで仮性包茎の改善を目指します。
最初は決して無理をせず、陰茎や包皮に負担を感じたら包茎リングを取り外して休ませることも大切です。
一方、包茎リングは長く使用することでフィット感が弱くなることがあり、適切なタイミングで新品と交換する必要があります。
身体への負担を低減して長時間装着できる締め付けと、包皮にしっかりと癖が付けられる強さとのバランスを考慮し、使用するサイズを選ぶのがおすすめです。

まとめ

重度の包茎なら手術しか手段が無い一方で、仮性包茎ならセルフケアでも十分改善が可能なことが分かりました。
使用する包茎リングのサイズ選びが重要で、きつくても緩くてもいけません。
仮性包茎は特に生活に支障が無い場合は放置してしまいがちですが、それはやがてパートナーとの関係に影響するなどの問題を内包しているのも確かです。
そんな時でも気軽に行うことができるセルフケアなら始めやすく、仮性包茎を改善する方が増えています。